輸出管理関連書籍の紹介

輸出管理 制度と実践

既刊『兵器の拡散防止と輸出管理 -制度と実践-』(2004年)の改訂版。 

現在の輸出管理レジームや主要国の輸出管理制度と実態について書かれている。内容としては各国の現在の状況や思惑により揺れ動く輸出管理制度が記され、また、その課題に対する対策等についても言及されている。

学術分野のみならず実務分野にも踏み込んだ貴重な書籍と言える。

 

目次:序章 輸出管理の役割と仮題、第1部 国際輸出管理レジーム、第2部 主要国の輸出管理制度とその実態、資料

 

有信堂高文社

 

兵器の拡散防止と輸出管理 -制度と実践

各国の輸出管理制度が詳しく記述されている学術書。 国別になっているので理解しやすい。過去の制度についての記述。

 

有信堂高文社

 

アメリカの世界戦略とココム

ココム等、安全保障貿易管理に関する学術書。この分野の主軸となる書籍で、時系列で細密に書かれている。内容は、米国の対ソ禁輸政策の起源・ココムの成立・占領下日本の貿易統制と貿易再開・対共産圏貿易統制の世界的拡大・朝鮮戦争とヨーロッパ交渉・対日講和と日本の貿易統制・朝鮮戦争の休戦と禁輸緩和・米国の輸出管理法の変遷・・・等。

 

有信堂高文社

 

モスクワよ、さらば

旧ソ連に対するココム違反事件を描いた本。当時、大問題となった事件で、日本で輸出規制されている工作機械輸出の背景として日本の貿易商社社員とソ連のKGBとの関係が書かれている。

 

文芸春秋 

 

ココム・WMD(大量破壊兵器)・そして中国-アメリカ輸出規制戦略とその現実

東西冷戦時代の対共産圏輸出規制について書かれた書籍。ココム関連のものとしては比較的読みやすい。

 

現代書館

 

輸出管理論-国際安全保障に対応するリスク管理・コンプライアンス

専門的に輸出管理を行う人の必読書。じっくり腰をすえて熟読する類の書籍。

 

信山社

 

武器輸出三原則

議論の中心となることも多い武器輸出三原則。日本が武器輸出で死の商人となってはならない。ただし、当初軍事目的で作られたものの中には有益なものも存在する。福島第一原発事故で使われている遠隔操作ロボットや偵察用の無人航空機等、危機リスク管理に役立つものがある。核戦争や戦場での使用を目的として作られたものであっても、人命に係わる状況で役立つ機器は積極的に開発を進めてもらいたいと思う。

 

信山社

 

撮影:y.hirose
撮影:y.hirose

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